こんにちは、永遠の修行僧かず君PhDです。
海辺に住んでいないと磯釣りとか気軽にできませんよね。
ハリファックスは、カナダの最東端にあり、海に面しています。
そのため、海辺の町だからこそ楽しめる遊び「磯釣り」が気軽にできちゃいます。
かず君が仕事をしているダルハウジー大学に、分野こそ違いますが日本から来た昆虫学のスーパー研究者のお友達がいます。
そのお友達から磯釣りのお誘いを頂いたので行ってきました。
天気も良く海も穏やかで、満潮が午後9時くらいという絶好の釣り日和でした。
結果としては、2人でタラ5匹、カサゴ1匹を釣ることができました!
そのうち、お友達がタラ3匹を釣りました。
今回はその一部始終と釣った魚の調理をシェアできたらと思います。
今回ご紹介する Terence Bay は海も綺麗のので魚も汚染されていません。
新鮮なお魚が釣れるのでおススメの磯釣りスポットです。
Terence Bay
場所:Government Wharf Road, Terence Bay, NS(Googleマップ)
wharf には仮設トイレがあるので安心です。
ここの wharf は、現地の人も良く行く釣りスポットのようです。
先日、月曜日に出勤して同じ部屋で仕事をしている同僚に、How was your weekend?
と聞かれたので、自信をもって
I went to the Terence Bay with my friend. と答えることができました。
いつも、ジム行ってたとか、図書館行ってたとか、まともな回答ができていませんでした。
そのため、こいつ人生楽しんでるのか?と思われていたに違いありません。
この日は、同僚も釣りか?あそこはこの辺でもよく釣れるし、魚が新鮮だ!
と話しに乗ってきてくれて、こいつもちゃんとハリファックス楽しんでるんだなと誤解が解けたと思います。
話が横にそれましたが、本題です。
この日はハリファックスでは珍しく30度を超える日でした。
夕方になっても気温が下がらず湿度も下がらず、wharf には異常なくらい蚊がいました。
急遽釣りに行くことになったので、半袖のまま行きました。
そのため、めちゃくちゃ蚊が寄ってきましたが、お友達が車にあった防寒用の上着を貸してくれて助かりました。
でもアマゾンで生活しているのか?と勘違いするくらいの蚊がこの日の最大の敵でした。
wharf に着いたときはまだ日が沈んでおらず明るかったです。
この時間帯は、魚も海底に潜んでいたのか全く釣れませんでした。
しかし、ルアーを使った釣りが初めてだったので、ルアーを投げる練習も兼ねてひたすら釣っていました。
もう少し小さなルアーでつればこの時期はサバが入れ食いのように釣れます。
しかし、今回は少し大きなタラを狙っていたので、スプーンのルアーを使っていました。
その一方で、お友達は日が暮れるまで車内で休息をとっていました。
やっと9時過ぎになり暗くなってきました。
ここからが本番です。
かず君は以前の記事でご紹介したように、眼の病気で眼が悪く、全く魚の気配が見えませんでした。
しかし、お友達には感じるのか見えるのか、魚がルアーを追ってくるのが分かっていたようです。
予言していた通り、そこから1時間のうちに一気に釣れました。
お友達は釣り慣れしており、連続して3匹タラを釣りあげました。
不慣れながらもかず君もルアーを投げては巻いてを繰り返し、やっと初めてのタラを釣りあげました!
ルアーを巻いていて、魚が突っついている時や軽く咥えた時の、ブルブルっとした感覚たまらないですね!
これぞ磯釣り。
咥えた時に一気に引っ張る感覚をなんとなく1回目で習得しできたような気がしました。
でもそれは勘違いだったみたいで暫く釣れない時間帯が続きました。
そろそろ22時を過ぎたので帰宅しようかというときに最後の大物が釣れました!
さっきとは感覚がちょっと違い、引きが強く、引き上げてみたらカサゴでした!
深いところにいるので簡単に釣れないみたいですが、beginner’s luck っていうやつですかね。
とげとげしていていかつい魚でした!
磯釣り最高に楽しいですね。
魚の調理
お友達は帰国を控えていて、今住んでいる仮住まいの家にはちゃんとしたキッチンがないから、かず君の家で捌きましょうとなりました。
魚の捌き方まで極めているなんてすげーと思いながら、その技術を習得したかったので、横で見学させて頂きました。
まずは魚の洗浄とうろこ取りからです。
うろこのは尾部のほうから頭部に方向に向かって包丁の刃先でガリガリ擦ると取れます。
はじめにタラですが、パンフライか煮つけにして食べたかったので、三枚おろしの方法を教わりました。
あまりに集中していて写真撮るのを忘れました。すみません。
頸部から刃を入れ、頭部を完全に切断します。
その後腹部から肛門にかけて軽く刃を入れ開腹し、臓器を摘出し、身体の方は流水で綺麗に洗います。
臓器等は Organic waste として捨てますので、予め横に用意しておくと良いです。
その後、背部から体幹の骨に向かって尾部の方から刃を入れます。
さいごに、尾部の方から骨の上に刃を入れていき1枚おろし、ひっくり返し、もう一度尾部の方から骨の上にメスを入れ計3枚におろします。
おろした2枚の身の部分はよく洗い、キッチンペーパーで水気をとりラップでくるんで冷凍庫に入れます。
もし翌日直ぐに食べるのであればそれは冷蔵庫で良いと思います。
続いてカサゴです。
何度見てもいかついですね!
まずとげとげしているので、取り扱いには注意してください。
今回は翌日の夕飯にカサゴの姿煮を予定していたので、最低限の部位の除去をしました。
お友達も捌いたことがなかったので、ネットを見ながらやりました。
はじめに、うろこを取るのは同じです。
次に、左右のエラに刃を深めに入れエラを切除し、エラ蓋を手で開き、臓器も取り除きます。
その後、流水で綺麗に洗い流し、翌日食べるのでキッチンペーパーで水分を取り、綺麗なキッチンペーパーとラップでくるみ冷蔵庫で保存しました。
翌日に作ったカサゴの煮付けと後日作ったタラの煮付けです。
ほぼ毎日ジムでトレーニングしているので、見た目というよりはタンパク質を重視した内容になっているのはお許しください。
さいごに
お友達の指導の下、自分で釣って自分で調理したせいか、格段に美味しかったです!
ハリファックスは海沿いの町なので磯釣りが気軽に楽しめます。
冷凍していたタラもまた煮付けにして食べたのですが、何度食べても美味しいですね!
こんなにたくさん釣れるのであれば、魚に関しては自給自足できそうですね。
ハリファックスに住んでいる皆さん、是非 Terence Bay に魚釣りに行ってみてください。
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