前方?後方?窓側?通路側?どこが効率的なの?飛行機を予約する際のおススメ座席シートをご紹介!

皆さん飛行機の予約をした際、座席をどこにしようか迷ったことありませんか?

短距離路線なら少し我慢すれば直ぐに着くので平気ですが長距離路線になると色々考えますよね。

隣の人の出入りとか自分がトイレに行くときとか。

今回は仕事で数々の国際線に乗った経験から座席の選び方をご紹介します。

前方?後方?窓側?通路側?どこが効率的なの?

これは僕もずっと考えてきた課題だったのですが何となく最適解に漕ぎつけたと思います。

僕の最適解は「前方エリアの後方列の通路側」です。

前方エリアの後方列の通路側とはこの〇のついたところです。

前方エリア後方列の通路側を予約する理由

  1. ギャレーやトイレに近く人気が無く隣の空席率が高い
  2. ずっとリクライニングしたままでいられる
  3. トイレに直ぐに行ける
  4. ギャレーに直接飲み物を貰いに行ける
  5. 到着時に早めに降機できる

早めに降機するには前方エリア

日本に帰るだけなど時間を気にしない場合は前方でも後方でもどちらでも良いと思います。

ただ海外に行く場合は一人でも早く降機した方が良いので前方エリアは効率的。

何故なら入国の所で1時間くらい変わってくるからです。

最近では自動入国ゲートが導入されて少しずつ早くなってきました。

しかし大きな空港では入国してくる人も多く結局長蛇の列になります。

最後尾に座っていたら機内の人だけでもざっと数百人に追い抜かれることになりますからね…。

ずっとリクライニングできるのは後方列のみ

長距離フライトになると機内で寝ることになります。

その時に直角で寝るか少しリクライニングで寝るかでだいぶ快適さが変わります。

またエコノミーだと狭いのでリクライニングする時は後ろの人に気を使いますよね…。

食事の時は後ろの人が食事しづらくなるのでリクライニングを元に戻すのが決まりですが最後列はその必要もありません。

離陸してから着陸までずっとリクライニングしたままでいられます。

後方列はトイレやギャレーに近いので便利

煩かったり臭かったりしないのかと思いますよね?

機内は結構陰圧になっていて臭いは気になりません。

また機内はもともとエンジンや風の音である程度煩いのとイヤホンつけて映画見ているので音は気になりません。

多分皆さんこのような懸念があるのか、前方エリアの後方列は空いていることが多いです。

そう考えると前方エリアの後方列は結構いいところですね。

窓側は外の景色は殆ど見えないしトイレも気を遣う

窓側のメリットは寝るときに思いっきり窓に寄りかかって眠れることかもしれません。

ただこういったネックピローなどもあるのでそこまで窓側のメリットを感じなくなりました。

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勿論ですが飛行機YouTuberの様に離発着の映像を撮りたい方は間違いなく窓側でしょう。

景色を楽しみたいと思っても就寝の時間や日差しが入るときは閉じるように言われます。

実は窓際に座っても離発着以外は景色なんて楽しめません。

またトイレに行きたいときも真ん中や通路側に座っている方に気を遣って行かないといけません

寝ていたり、イヤホン使っていたり、テーブル下ろしているとそこを乗り越えるの気を遣いますよね…。

その点通路側は自分の自由意思で動き回れるので効率的です。

たまにシートに制限があるのに注意!

後方列といっても機体によっては壁にぺったりくっついていてリクライニング不可という席もあります。

また違うところの座席でも他の座席に比べて少し制限があるところもあります。

こういった制限を事前に SeatGuru というサイトでチェックできます。

使い方は簡単で、航空会社、日付、便名を入れるだけ。

そうすると、ちょっと不便を感じる座席に印がついていて内容を知ることができます。

飛行機慣れした人にとっては当たり前の事と感じると思います。

僕はは初めて乗る機体だけ念のためチェックします。

座席配列・予約人数べつの効率的予約方法

通路側といっても機体によって色々な座席配列パターンがありますよね?

また1人で座席を予約する場合と2人で予約する場合もありますよね?

ここからは少し細かく見ていきましょう。

3-4-3の座席配列の場合

国際線の長距離路線で一番多いのはこの機体です。

1人でも2人で予約しても真ん中の列の通路側をオススメします

真ん中の列の通路側の理由

  1. 隣が埋まっても1人の出入りしか相手しなくて良い
  2. 隣が空席の場合2席分使えトイレに行く客を気にしなくて済む

その一方で窓側の列の通路側は運がいいと1人、運悪いと2人の相手をしなくてはなりません。

経験上、窓側の列の真ん中の席は真ん中の列の真ん中の席より埋まっている確率が高い気がします。

2人で予約する場合以下に紹介する方法で少し工夫して予約すると運が良いと広々使えるときがあります。

2人で隣り合わせで予約

まずは一番無難な予約方法です。

真ん中の列の通路側とその隣の席を隣合わせで取ります

〇〇〇 〇〇●● 〇〇〇

4つのうち2つを抑えると自分の相手の出入りしか気にしなくていいですからね

2人でフライトを楽しめるでしょう。

どっちが通路側でどっちが中側かは2人で話し合いましょう。

窓側挟み撃ち予約

これは少し上級者向けのテクニックです。

窓側の列の通路側と窓側をひとつ空けて取る事です

●〇● 〇〇〇〇 〇〇〇

席が離れるじゃないかと思いますが最終的にはくっつけます。

運良く真ん中に誰も来なかった場合カップルで3席を広々と使えます。

何故かと言うと真ん中の席は人気がないので最後まで空席で残ります。

もし真ん中の座席が埋まったとしても、

「実は夫婦なのですが離れた席になってしまい宜しければ変わって頂けますか?」

と一声かけるると真ん中でテンションの下がっていた人は通路か窓側を獲得できるので代わってくれます。

皆さんも真ん中の席嫌いですよね?

この勝負に勝つと3席を2人で使えると言う薔薇色のフライトですが負けると窓側と真ん中で若干ストレスを感じます。

2つ目はちょっとギャンブル性があり空いている国際線でしかオススメしません。

真ん中の列の挟み撃ち予約

これも上級者向けのテクニックです。

真ん中の列の通路側とひとつ空けた席を取ります

〇〇〇 〇●〇● 〇〇〇

ひとつ前の挟み撃ちの予約の真ん中の列バージョンです。

これも同じように間が埋まってしまったら変わってもらう方法です。

ただ1つだけ違うことは、変わってもらうお客さんにメリットがないので断られる可能性があります

うまく成功すると広々使えるようになるのですが失敗する可能性も高いです。

結構ギャンブル性のある予約方法です。

2-4-2の座席配列の場合

この機体もよく見かけますよね。

この機体は迷わずどの列でも通路側をとれば快適です

ただ途中から完全に1つの席に最適解をみつけました。

めちゃくちゃ人気のない席を見つけたのです。

ここの通路側を指定すると、結構な確率で隣(窓側)がいません。

なぜかというと、この席は窓側なのに窓が無いからです。

こんな意味のない窓際の席は最後まで残りますよね。

通路側を先に抑えておくと混んでいない飛行機ではかなりの確率で空席です

2人で予約する場合は窓側の列の二席を抑えれば全く問題ありません

もし取れなかったら、3-4-3の座席配列同様に、真ん中の列の通路側とその隣をとる挟み撃ちで予約しましょう。

3-3-3の座席配列の場合

意外と選ぶのが簡単そうですが心理戦に突入するのもこの機体です。

3-4-3の機体のとき同様概ね真ん中の列の通路側がオススメです

しかし真ん中の列の真ん中の席は窓側の列の真ん中の席より若干人気があります。

なぜなら真ん中の列の真ん中の席は両サイドに逃げ道があるからです。

もし通路側に座っている人が爆睡していても反対側から出入りできますからね。

その一方で窓側の列の真ん中座席は逃げ道が一個であるのに加え窓側の人の出入りも気にしなくてはなりません

ただ、真ん中の列の通路側を予約できたら、隣に誰か座ってきてもそこまで苦にはならないと思います。

2人で予約を取る場合は3-4-3の座席配列の時と同様に、真ん中の席を開けた挟み撃ち法がよいと思います。

ここで真ん中の列か両サイドの窓側の列かで悩むと思います。

両サイドに逃げ道のある真ん中の列の真ん中の座席は窓側の列のそれより人気があります。

そう考えると少しでも空席になることを狙うなら、2人で予約する場合は窓側の列の挟み撃ち予約かなと思います。

3-3の座席配列の機体

このタイプの機体が運行する路線は3-4時間以内の短距離が多いいです。

そのため窓際をとった方が人の出入りに邪魔されませんが、着陸してから降機するまでに時間がかかります

しかし、イギリス滞在時にヨーロッパを旅行している時に気付きました。

絶対に出入り口付近の通路側に座った方が良いです。

出入り口付近の通路側の理由

通路が1本しかないので着陸して降機するときの人の流れが限られており、出入り口から離れていると出るのに時間がかかるから。

ヨーロッパでは入国審査のところが、EUパスポートの人、EU以外のパスポートの人に分かれています。

EUパスポートの人は好待遇なのでレーンが多く審査官も沢山います。

しかし、EU以外のパスポートの人のレーンは、レーンの数も審査官も少なく時間がかかります。

3-3の小さな機体でも100人以上は乗っていますし、殆どが旅行客でEU以外の人が多いのでめっちゃ並びます。

そして西洋人は皆のんびり仕事していますから待たされます。

折角の観光時間と体力を奪われてしまいます。

可能な限り出入り口に近い通路側を選択してください。

さいごに

今回は飛行機の予約をした時の座席にの取り方についてまとめてみました。

細かいことかもしれませんが、快適な空の旅には大事なことです。

折角の旅行ですからこういった無駄な時間やストレスを削減して楽しい時間に充てたいですよね。

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