こんにちは、永遠の修行僧かず君PhDです。
トランスファーワイズってご存知ですか?
短期間滞在であればお金のやりくりは日本のクレジットカードで十分です。
ただ、長期滞在となると、カード払いを続けると、とんでもない手数料になってしまいます。
そのため、長期滞在の場合、現地で口座を開設しやりくりします。
その際に海外送金を使用しますが、金融機関を使うと結構手数料取られてしまいます。
そこで大変便利なのがトランスファーワイズです。
トランスファーワイズの良いとこ
・手数料が安い
・システムが簡便
・メジャーな通貨は送金が早い
今回トランスファーワイズを使ってカナダに送金をしたので簡単な方法と感想をまとめました。
これかなりいいですね。
Transfer Wise トランスファーワイズ
2011年にクリスト・カーマン (Kristo Käärmann) とターヴェット・ヒンリクス (Taavet Hinrikus) によって開発されたこのシステム、今最も海外送金をするのに手軽・安い・早いの三拍子そろったシステムだと思います。
公式サイトはこちらからhttps://transferwise.com/
なぜ安く送金できるのかというと、とっても賢いビジネスモデルにあります。
日本の銀行から海外の銀行に送金する際、一度現地通貨に両替し送金しています。
そのため、両替手数料、送金手数料、中継手数料、受け取り銀行への手数料と、手数料だらけになり、50万円程度の送金でざっと15,000円(3%)かかります。
年間の生活費が300万だとしたら、手数料だけで約10万円持ってかれちゃいます。
その一方で、トランスファーワイズは、例えば、日本からカナダにJPY 500,000 (CAD 6,250)を送りたいAさんがいたとします。
またカナダにはCAD 6,250 (JPY 500,000) を日本に送りたいBさんがいたとします。
通常でしたら国際送金をしないといけませんが、お互いの需要がマッチすれば国内の送金で済みますよね?
それによって、色んな手数料を大幅にカットできるのです。
インターネットが発達し、国際的にお金が動くのを上手く使ったビジネスモデルで、仕組みはすごく簡単なのですが、最初に思いついたクリスト・カーマン とターヴェット・ヒンリクス は凄いですよね。
トランスファーワイズ登録の注意点
ウェブ上ですべて簡単に登録できます。
しかし、以下の方は登録できませんのでご注意を。
マイナンバー、顔写真付きのIDカード、日本の住所登録がない人は本サイトは使えないのでご注意ください。
本人確認と住所確認が必要になるので、運転免許証か住民台帳基本カード、または住所を最終ページに記入したパスポートのどれかを用意しましょう。
海外に居住する前に日本で本人確認を済ませることをおススメします。
何故かというと、最後にアクティベートするための4桁の番号が自宅に郵送され、それを入力して本人確認終了となるからです。
当たり前ですが、本人確認が取れないと送金はできません。
また、海外から操作するときは日本の銀行のネットバンキングを介して行いますので、日本に居る間に日本の銀行のネットバンキングの登録も忘れずに行ってください。
送金の方法
今カナダにのハリファックスと言うところでポスドク修行しているのですが、大学での登録がまだ済んでいないので、5月分と6月分の給料は登録出来次第振り込みます。
と大学側から言われ、だいたい40日分の家賃と生活費を見込んで、20万円をカナダの口座に送金しました。
1.サイト https://transferwise.com を開く
送金金額と国を選択する↓(後の画面で変更可)
2.ログイン
3.海外送金を選択
*手続きのところに記載がありますが、一度間違えてキャンセルした時の残骸です。
4.送金金額と国を確認または変更
*送金手続きへを押すと次の画面に切り替わりますが、「他社サービスと比較」というボタンが左横にあったので覗いてみました。↓
圧倒的にトランスファーワイズ安いですね!
5.送金先の選択(個人)
6.自分の詳細情報入力
7.送金先の入力
*海外では日本と異なり、口座番号以外に色々な番号があります。
最初に銀行で契約した時の書類に全部書いてありますので参照してください。
8.送金の目的の入力
*選択肢が沢山あるので近いものを選びましょう
9.確認と同意
10.トランスファーワイズへの送金
振込先のトランスファーワイズの口座が知らされるので、そこに入金する。
窓口でもできるみたいですが、海外にいる場合はネットバンキングで操作しましょう。
振り込みが終わったら、「振り込みが完了しました」のボタンを押します。
11.最終的な確認画面
12.振込および送金確認
振り込みが確認されるとメールが来ます。
送金が完了した時もメールが来ます。
かず君の場合は1日と少々でカナダの口座に送金されました。
さいごに
今回はトランスファーワイズの使い方について詳しくまとめました。
今回は20万円をカナダに送金したのですが、トータルの手数料は驚きの1,609円(0.8%)!!
日本から送金したお金で生活しなくてはならない長期滞在の方には圧倒的におススメです。
また、海外で給料をもらっている方で、日本に帰国される際にお金を日本に送金したいときにも大活躍です。
かず君はイギリスにいた時は、三菱UFJ日本円口座 → FX口座に送金&両替 → 三菱UFJポンド口座 → イギリスの銀行に送金 というルートを使っていました。
このルートもトランスファーワイズと同じくらいの手数料なのですが、めんどくさいという欠点がありました。
その一方でトランスファーワイズは手軽・安い・早いの三拍子が揃っておりおススメです。
海外に進出することが決まっている方はぜひお試しください。
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