日本では、洗濯機は一家に一台洗面所に置く文化ですよね?
イギリスロンドン・カナダハリファックスに住んで感じたのは国が違えば文化もここまで違うのか。ということです。
イギリスでは何故か洗濯機は殆ど全ての家で台所にあります。
この写真は僕が2年間ロンドンで住んでいたスタジオタイプ(日本でいう1K)のお部屋の台所の写真です。
ガスコンロの右下に洗濯機が埋め込まれているのが分かると思います。
最初は風呂で脱いだ服を台所まで持って行くのがめんどくさかったのですが、人間不思議なことにすぐに慣れるもんです。
そして、今ハリファックスで住んでいるマンションは洗濯機と乾燥機が部屋の中に無く、地下1階の共用洗濯室まで行かないとといけないのです。
使用に関しては有料で、洗濯機1回 $1.25(約100円)、乾燥機$1.25(約100円)。
数万円かけて両方買って、帰国するときに処分するよりは経済的にも環境的にもよいですね。
ハリファックスのマンションでは共用の有料洗濯機が普通のようで、殆どの物件が共用の有料洗濯機です。
何でこの記事を書こうかと思ったかですが、初めての洗濯でまさかの使い方が分からずあたふたしたからです。
今回の記事を読んで頂ければハリファックスの有料共用洗濯機の使い方はばっちりです。
共用洗濯室
おそらくマンションタイプの家に住むとほぼ間違いなく共用の洗濯室があります。
僕のマンションは12階建てで洗濯室が地下1階にあり洗濯籠と洗剤を持って移動します
あと忘れてはいけないのが、1ドルコインと25セントコイン。
コインを握りしめ地下1階へ。
洗濯機、乾燥機共に5台ずつあります。
このマンションは100世帯くらいが入っているのでささっと洗濯して切り上げないと渋滞します。
使用時間は24時間いつでも使用できるので夜遅くに使っても隣のお部屋の人に気を使わなくて良いところはメリットかと思います。
あと何故か知りませんが洗濯室には大きなトイレまであります。
共用洗濯機の使い方
簡単そうで意外に苦戦した使い方です。
何に苦戦したかというとコインの投入方法です。
以下最初から説明します。
① 空いている洗濯機を選ぶ
基本的に使用後は蓋を開けておくので蓋が空いている洗濯機を探しましょう。
極稀に靴下1足だけ残っていたりするので中身もしっかり確認しましょう。
② 洗剤を先に投入
なぜ先かと言うと海外製品は使い勝手の事なんて考えられていません。
そのため洗剤を入れる時に入れ物の周りにぐしゃっと洗剤が付きます。
洗濯物を先に入れて上に洗剤をかけてしまうとこれを拭くものが無くなります。
洗濯物でこのぐしゃっとこぼれた洗剤を拭くために僕は先に洗剤を入れます(そんな事どうでもいいですね)。
③ 洗濯モードを選ぶ
次に選択する際の水温と衣類の種類を選びます。
水温は Cold、衣類は Normal です。
ロンドンにいた時もそうなのですが、Hotで洗濯すると汚れは落ちますが衣類がめちゃくちゃ痛みます。
よっぽど汚れている物を洗うとき以外はColdをおススメします。
④ コインを投入
さぁ、あとはコインを投入して洗濯開始です。
右側のコインを投入するところにコインを入れ、ボタン押したら始まるのかと思ってましたがコインが入らないのです。
まだカナダのコインに慣れていないからコインの種類を間違えたかと思いましたが合ってました。
がしゃがしゃと音を鳴らしながら悪戦苦闘しているところに、偶然マンションのオーナーがお掃除に来ました。
使い方を聞いて正解を知りました。
右側に1ドルコイン、真ん中に25セントコインをおいて、銀色の部分を押すようでした。
何なんだこのイレギュラーな配置(笑)。
しかも順番が違うとコインが入らない(笑)。
インストラクションなんて何処にも書いてないし、こりゃ最初は聞かないと分かりませんね。
乾燥機も同じ仕組みなのですが、実は一度も使ったことがありません。
なぜなら室内も乾燥しているので、室内に夜干しても朝には乾いているのです。
以前の記事で合理的というかめんどくさがり屋の生活の知恵をご紹介しています。
僕は基本的に面倒くさい事が大嫌いなので何とかして改善しようと日々考えています。
ストレスにもつながりますしね。
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またテラスがめちゃくちゃでかいのでハンガーを洋服掛けに吊るしてそのまま干しておくと数時間で乾きます。
乾燥機に入れて毎回 $1.25(約100円)払って且つ衣類を痛めるのであれば室内に干した方が良いですからね。
注意点
共用の洗濯機なのでいくつか注意事項があります。
時間厳守
どのマンションもそうなのですが台数が少ないので時間厳守しましょう。
洗濯機を回してちょっと出かけるなどの行為は周りの人に迷惑をかけます。
今使っている洗濯機は25分で終わるので洗濯機をかけたらiPhoneのタイマーをセットすようにしています。
ポケットの中身
ポケットの中にティッシュが入っていると汚れてしまい次の人に大迷惑をかけるのでよく確認しましょう。
あとよくあるのが買い物した時のレシートですよね。
カナダの紙幣はプラスチックみたいな素材なので破けませんが紙類も要注意です。
小銭の準備
キャッシュレス化が進んだ海外では現金を使うことは殆どありません。
紙幣はギリギリ持っていますが小銭は中々持ち歩くことはありません。
ハリファックスではスーパーでも気軽に両替してくれるのでコインを忘れずにストックしてください。
銀行に行っても両替してくれますので定期的にたくさん用意することをおススメします。
さいごに
だいたい3,4日に1回のペースで洗濯するので、年間で計算すると $130(約10,400円)くらいです。
潔癖症の方には辛いかもしれませんが、1年か2年くらいしか住まないのであれば大変ありがたいシステムです。
水道代もかかりませんしね。
最初は行ったり来たりするのがめんどくさかったのですが、人間直ぐに慣れるもんですね。
お部屋に専用の洗濯機がありお掃除が必要な際はこちらも参考にして頂けたら幸いです。
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