海外生活に持って行くと良い物と必要ない物を研究留学3回の研究者が経験論をもとに徹底解説

これから海外生活が始まる皆さん、準備は進んでいますか?

長期の海外生活になる場合、あれもこれも持って行こうと思うはずです。

しかし、飛行機で預け荷物にするにも限界があります。

また、船便は安いといってもお金がかかります。

僕は実際にイギリスとカナダでの研究留学生活を3回しております。

そのため、数々の失敗と成功の体験があるので、ここで皆さんにシェアしたいと思います。

結論からすると、今のご時世、海外でも日本の物が現地で手に入るので殆どいりませんね。

持って行くと良い物

歯ブラシ

歯ブラシを海外で買った事がある方はお分かりだと思います。

そう、毛先がごわごわでヘッドもでかいのです。

動物の歯を磨くような歯ブラシなので、奥歯や歯間を磨くのが難しいです。

その結果、歯石等も付きやすくなります

日本製の歯ブラシは海外生活に持って行くと良い物の1つです。

以前の記事でもご紹介しましたが、日本の高性能の歯ブラシは外国人のお土産にも喜ばれます。

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お茶関係

お茶の葉や麦茶のパックを持って行っても良いのですが、沸かすのにアイテムが必要です。

かず君は粉末状のものをイギリスにもカナダにも持って行きました。

冷たいのも温かいのも両方作れるので便利でした。

海外では緑茶のTバッグがありますが、全然美味しくないんですよね。

海外生活に持って行くと良いですよ。

 

ドレッシング

海外のドレッシングは、どれもすっぱい濃いかのどちらかです。

正直何個か試しましたが美味しいのが一つもありませんでした。

途中から自作しましたが、保存がきかないので億劫になり、一時帰国の際に大量に持ち込みました

味付けなしで食べる方は問題ないと思いますが、サラダには味がついてないと、という方は忘れずに。

意外と海外生活で必要なものに入ります。

 

使い捨てスリッパ

室内用のスリッパなら海外でも売っています。

海外生活をして旅行などもすると思います。

その時に役立つのが日本の使い捨ての簡易スリッパ。

飛行機の中でも使えますし、急な来客にも使えます

圧縮袋でだいぶ小さくなるので、かず君は沢山持って行きました。

日本人のお友達の家に行くときは持参するようにしていました。

 

ウェットティッシュ

日本では当たり前のように出てくるおしぼりですが、海外では皆無です。

ふとレストランに入った時に重宝します。

小さなお子さんがいらっしゃる方は、おしりふきでも良いと思います

海外ではピクニックなども多く、そういった場面でもかなり重宝します。

意外に外国人の友達に「使う?」と言って差し出すと喜んでくれます。

ウェットティッシュは、海外生活に持って行くと良い物の1つです。

 

レトルト商品

レトルトの中でも強くお勧めするのがパスタ用の商品です。

海外ではパスタ自体はとても安く売っており、種類も豊富です。

ただ、パスタのソースは瓶詰めのトマトソースしかありません。

日本の製品では、混ぜるだけの物やお湯で温めるだけのレトルトが沢山ありますよね。

これが物凄く便利です。

また、味付けも沢山あるところがポイント

日本食材店に行くと少しだけありますが、他のアジア系のお店ではありません。

因みに、カレー粉の塊は売っていますが、温めるだけのレトルトはあまり見かけません。

キャリーケースにスペースがあったら、レトルト食品は海外生活に持って行くと良い物の1つです。

疲れていて料理が億劫な時はホント助かりました。

 

物干し

殆どの国では洗濯物を外に干すと、中に入れるように怒られます。

少し田舎に行けば問題ありません。

外に干すにも室内に干すにも、この物干しはあると便利です。

イギリスにもカナダにもしょぼい物干しならありましたが、使いにくかったです。

荷物にスペースがあったら、海外生活に持って行くと良いですよ。

 

眼鏡

目が良い人には関係ありませんが、海外ではメガネが高いです。

と言うよりも、日本が安すぎるのです。

海外では日本と違って資格を持った人が作るので、その分高くなります。

以前住んでいたカナダでは、安い眼鏡でも出来上がると5万円くらいしていました。

海外生活をする前に、眼鏡は日本で作成していった方が良いですよ。

因みに、サングラスは度無しの普通のであればどこでも売っているので、現地調達をおススメします。

 

サランラップ

海外にも勿論売っています。

使った事がある方は分かると思います。

レンジに使うと、くしゃんってなり、何か溶け出してるんじゃないか?

と感じます。

また、刃の部分ですぱって切れないんですよね

イライラしたので、一時帰国の時に日本から持ってきました。

 

入浴剤

バスタブがない部屋を借りたら必要ありませんが、バスタブがあったら持って行くと良いですよ。

基本的にシャワーになると思いますが、疲れた日にはバスタブに浸かりたくなります。

これから海外生活を始める方に餞別として渡しても喜ばれますよ。

万が一バスタブが無くても、現地で知り合った日本人の方にあげることもできますからね。

 

携帯ウォシュレット

海外では水が硬水のため、便器にウォシュレットが付いていることはありません。

硬水だと結晶が詰まって故障してしまいます。

日本でウォシュレット信者になってしまった方は、海外生活で間違いなく持って行った方が良い物

かず君もイギリスでの海外生活の際に持って行きました。

少し高かった分、性能は完璧でした。

2年間壊れることなくお勤めを果たしてくれました。

基本的に家で使用していましたが、コンパクトなので持ち運びも便利です。

行った地域の水が硬水の場合は時々手入れをしないと根詰まりを起こします。

因みに、ヨーロッパではヨーロッパ式のウォシュレットがあります。

 

便座カバー

携帯ウォシュレットの所でも説明しましたが、ウォシュレットはありません。

そのため、便座が温かいなんてことはありません。

冬場の冷たい便座に座るときは気合がいりますよね。

このシートも意外に海外では手に入りません。

必ず洗えるものを選んでくださいね。

寒い国での海外生活を予定されている方は持って行った方が良いです。

 

布団乾燥機

先ほどの物干しでも説明しましたが、海外では外に干すことができません。

日本人であればお日様に照らされたお布団の中で寝たいですよね。

かず君は実際に持って行かなかったのですが、日本人のお友達の家にありました。

毎日ふかふかのベッドで寝れるなんて羨ましかったです。

220Vの海外対応の物があるのでそれが良いですね。

予算と荷物にゆとりのある方は、是非海外関克に持って行くと良いと思います。

 

常備薬

海外でも病院にかかれば処方箋がでます。

薬局に行けば日本では処方箋が必要な薬も店頭で買えます。

知識がなく英語も心配な方は、日本から使い慣れた薬を持って行くと良いですよ。

必要ない物

ホッカイロ

これから寒い地域に向かう方ほど必要ない物です。

なぜなら、寒い国ほど暖房設備が充実しているからです

家を含め建物内は常に半袖で過ごせるくらいの室温になっています。

外にいて寒いなと感じたら建物内に入れば一瞬で温かくなります。

周りにいた女性のお友達も殆どの人が、海外生活で一番必要なかった物と言っていました。

 

最近では日本のお米を手軽に買えるようになりました。

純粋な日本米ではなく、日本のお米を海外で育てたものになるので、純日本米です

味はかなり美味しいので、それで代用できます。

お米 10kg をキャリーケースに入れたら他に何も入らなくなります。

よっぽど拘りがあるのであれば別ですが、基本的に海外生活で必要ない物です。

因みに、カナダハリファックスでは Sushi Rice として売っていました。

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日本の調味料

これから行くところに日本食材店またはアジア系食材店が一店舗もなかったら持って行って下さい。

しかし、それ以外の方は必要ありません。

日本の調味料は日本人だけでなく外国人にも人気があるため、お店に行くと売っていることが多いです。

調味料にどうしても拘りがある方は持って行った方が良いかもしれません。

基本的に、みそ、醤油、みりん、料理酒、マヨネーズ、ケチャップ、塩コショウなどはあります。

値段は日本の1.5倍くらいですが、キャリーケースの重量オーバーで数万円払うよりはましです。

ちなみに、カナダのハリファックスには何でもありました。

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コンタクトレンズ

日本のコンタクトじゃないと…。

と思っている方もいますが、日本で売っているコンタクトの殆どは海外製です。

むしろ、海外の方が安く、ネットで簡単に手に入ります

目の検診が気になる方は、お近くのオプティシャンに行けばしてくれます。

コンタクトを毎日装用する習慣のある方は、この際メガネに切り替えてみて下さい。

コスト的にも目のためにも良いので、一石二鳥です。

キャリーケースでも場所とるので、海外生活の際に無理に持って行く必要はないかと思います。

 

サプリメント

海外はかなりのサプリメント大国なので、日本よりも安く色々なサプリメントが買えます

値段は1/2くらい安いです。

ワークアウト用のサプリメントから、日常生活用のサプリメントまで沢山あります。

日本から持って行くより海外の方がお得ですので、海外生活の際に無理に持って行く必要はないかと思います。

 

変圧器

ヨーロッパの方に行くと電圧が高いので、日本の電化製品は変圧器がないと壊れてしまいます。

変圧器はかなり重いので、荷物として持って行くとかなり邪魔です。

よく考えてみて下さい。

日本の電化製品でないと困る物ってありますか?

唯一挙げるとしたら炊飯器くらいですが、最近では 230V に対応した高性能の炊飯器があります。

かず君が渡英するときに上司が餞別として下さいました。

変圧器が無くても、230V まで対応した炊飯器を買えば困ることはありません

他にも 230V 対応の高級な炊飯器があるので覗いてみてください。

電気屋さんの店頭にはあまりないのでネットで購入すると良いですよ。

Amazon 海外対応炊飯器特集

楽天 海外電気CLUB

Yahooショッピング 海外対応炊飯器

 

外貨のキャッシュ

つい心配になってしまうかもしれませんが、外貨のキャッシュは最小限で大丈夫です。

海外では日本では想像できないくらいキャッシュレス化が進んでいます。

ロンドンの地下鉄なら、日本のクレジットカードにコンタクトレス機能がついていたらそのまま乗れちゃいます。

基本的に日本のクレジットカードですべて支払えますので、外貨のキャッシュは少な目で大丈夫です。

一番のおすすめは、現地のATMでクレジットカードを使ってキャッシングすることです。

翌月には自動的に返済されるので手数料は1~2%くらいです。

空港で並んで両替するより圧倒的に早くお得です。

現地の口座を開設したら日本から送金しなくてはいけません。

今では銀行の方もトランスファーワイズを勧めるくらいお得な送金方法です。

以前記事にまとめたので参考にしてください。

 

海外に住むと分かると思いますが、外国人はそんなにオシャレをしません。

オシャレををしないというよりは、周りの目を気にせずのびのび生きています。

そのため、日本からたくさん服を持って行きオシャレをする必要はありません。

最小限の服装か気潰して処分してくるくらいの服の方が帰りの荷物が減り、お土産をたくさん買えます。

乾燥機を使う文化なので、服が傷みやすいのでオシャレな服は気を付けて下さい

防寒具に関しても日本なんかより現地の物の方が質が良いので、日本から無理に持って行かない方が良いです。

海外生活において意外と必要ない物の1つです。

さいごに

如何でいたでしょうか?

実際に海外を転々としている経験から、海外生活で必要な物とそうでない物をまとめてみました。

少ない荷物で渡航し、現地で調達していくと、現地のことをよく知ることもできます。

思い切って最小限の荷物で海外生活に挑むのも面白いですよ。

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