留学やワーホリ、海外旅行で気になるのがお金事情ですよね。
特に短期から長期留学で一番めんどくさい手続きが銀行口座の開設。
口座開設には現住所を証明する公的機関から送られた書類を2つ用意してくださいとか言われます。
そんなこと言われても到着してから直ぐにできるわけがありません。
僕も2017-2020年までイギリス・カナダで留学生活していてその時はまぁ苦労しました。
特にイギリスでの銀行口座開設はめちゃくちゃ厳しかったです。
しかし、今はそんな苦労をする必要がなくなりました。
なぜなら主要な世界各国の銀行口座を簡単に複数所有できる素晴らしいものがあるからです。
その名はWISEワイズ。公式サイトはこちら。
海外旅行のような一時的な滞在なら日本のクレジットカードで十分でしょ?
そう思っている方も持っていると意外と便利です。
WISEワイズは海外留学やワーホリの方には必須アイテムと言っても過言ではありません。
WISEワイズのおすすめポイント
・送金手数料が業界最安値(紹介コードで更に安く)
・日本にいながら海外銀行口座を開設できる(維持費無料)
・WISEワイスデビットカードが世界中で使える
この3つがWISEワイズのおすすめポイントで、デメリットは今のところないです。
あえてデメリットを挙げるとすると
WISEワイズのイケてないところ
・100万円以上を所持できない(30日以内は可)
・クレジットカードみたいにポイントがない
・カードが緑で目立つ
これくらいです。機能的なところでは今のところありません。
このWASEワイズカードはどんな方におすすめかというと
wiseワイズがおすすめな方
・留学生やワーホリ、短期の駐在員
・海外旅行または出張によく行く方
・海外のwebサイトで買い物する方
その理由をこれから説明しますね。
WISEワイズ(旧:Transfer Wise)
トランスファーワイズと聞くと一回くらいは聞いたことがあると思います。
以前の記事でも書いているのですが、簡単に言うと送金システムです。
トランスファーワイズは今最も簡単で安全に安く海外にお金を送金するシステムと言って間違いないです。金融機関で行うより圧倒的…
2022年11月現在以下の80カ国に送金可能です。
送金だけなら銀行のオンラインで十分でしょ?と思うかもしれません。
WISEワイズの凄いところは「現在の為替レートで換金できる」ことです。
ただ一つだけ欠点があり「手数料がやや高め」です…。
高めと言っても他の送金サイトよりやや高いくらいで、為替手数料はかかりません。
そのため、トータルの手数料ではWISEワイズが業界最安値です。
下の写真は1ポンド=162円の時に、日本から2,200ポンドを送金する際の例です。
同じ条件で送金した際に他社と比較をすると…
WISEワイズはトータルのロスが少ないので受取額が最も多いですね。
およそ36万円の送金で他社と比べるとWISEワイズは2,800円~2万円もお得でした。
これが生活費の100万の送金となるとその差がかなり出ます。
つまり、WISEワイズは現在業界内で最強のコスパをもつ送金サイトです。
今WISEワイズでは送金手数料1回無料クーポンの配布を行っています(いつ終了するか分かりません)。
以下の僕の紹介コードからアカウント作成すると、7.5万円までの送金手数料が無料になるクーポンが取得できます。
数千円の手数料でも節約したい方はぜひこちらからアカウントを作成してから送金してください。
ここからは、何故WISEワイズが海外旅行・留学・ワーホリの方におすすめなのか詳しくお話しします。
WISEワイズ内で海外銀行口座を開設できる!
送金するってことは結局海外に銀行口座がないとだめじゃん…。
海外で銀行口座を作るのはハードルが高いんですよ…。
と思いますよね?
しかし、WISEワイズではクリックするだけで海外の銀行口座を簡単開設できます。
口座を開設できる通貨
2022年11月現在、WISEワイズでは以下の国の53通貨の口座を持つことができます。
世界中のほぼすべての通貨に対応しているのではないかと思います。
口座の開設だけであればオンラインバンクでもできます。
ここからがWISEワイズの凄いところ。
口座情報を取得できる通貨
上記の国の53通貨の口座の中で以下の10カ国では銀行口座情報が取得できます。
なぜ海外銀行口座の情報まで取得できると凄いかという理由を詳しくお話しします。
WISEワイズで銀行口座情報を取得するメリット
メリット① 給料の受け取りや公共料金の引き落としが可能
イギリスでは、電気ガス、水道、Council Tax、インターネット、スマホの引き落としのすべてができました。
最初に挙げた53通貨でも現地通貨での支払いだけならできます。
しかし、上記の10カ国では定期的な入金・支払い設定ができるので大変便利。
メリット② 現地に着いて直ぐに生活基盤を構築できる
結局、現地の大手銀行口座の開設には公共料金を支払った領収書などが必要になります。
しかし、これを取得するには1,2カ月かかるので銀行口座開設はその後になります。
WISEワイズであらかじめ銀行口座を持っているとかなりストレスが減ります。
メリット③ 口座閉鎖手続きのストレスがない
色々な公共料金の引き落としの日時やスマホやネットの引き落とし日はバラバラです。
そのため、海外での滞在が終わり銀行口座をどうするか帰国時にストレスになります。
WISEワイズの場合は日本にいながらでも口座の管理ができるので帰国直前に全くストレスがありません。
WISEワイズで口座開設から口座情報取得まで
PCとスマホアプリの両方で可能ですが、今回はPCでEUR口座の開設を例にします。
海外口座作成方法
ホーム画面「開く」→「残高」→「通貨選択」
何という事でしょう。
EURの銀行口座がたった3クリックで開設できました。
先程も述べましたが、EURは口座情報の取得が可能なのでやってみましょう。
口座情報の取得方法
先程同様PC画面でご説明です。
PCホーム画面左にEUR口座が開設されました。
口座情報は申請しないと取得できないので実際にやってみます。
「EUR選択」→「口座情報を取得する」→「アカウントを確認」
口座情報を表示してみる
実際に口座情報を見てみましょう。
「EUR」→「口座情報」
WISEワイズでは海外銀行口座の開設がクリックのみでできるので便利です。
これから説明しますが、WISEワイズにはデビットカードが数年前に誕生し更に便利になりました。
次のセッションではデビットカードについて説明していこうと思います。
WISEワイズカードの申請からアクティベーションまで
WISEワイズではマスターカードのICチップ・コンタクトレス付きのデビットを取得できます。
海外では日本より5,6年前からキャッシュレス化が行われました。
そのため現在では99%どこでもコンタクトレス(日本語:タッチ決済)で支払いが可能です。
今現在、日本、イギリス、EUR、アメリカ、カナダの5カ国の口座座を所持しています。
WISEワイズのデビットカードで支払うときに、口座内に現地の通貨がある場合現地通貨で自動で支払われます。
また、その通貨が無い場合は持っている通貨の中でレートが良い通貨で自動的に支払われます。
ロンドンの地下鉄やバスはコンタクトレスで乗れるので、WISEワイズカードをかざせば乗れます。
WISEワイズカードは申請しないと手元に届きませんので、申請方法を解説します。
WISEワイズカードの申請方法
ホーム画面で「カード」をクリックして必要事項を入力するだけです。
1-2週間の間に申請した住所に郵送されます。
カードは届いたら直ぐに使えますが、アクティベーションが必要です。
アクティベーションの方法
コンタクトレス決済はアクティベーションが行われないと使用できません。
最初にPIN(4桁の暗証番号)による支払いをすれば完了です。
そのため、日本円口座にお金を送金し、コンビニでもどこでもよいのでPINで決済を済ませましょう。
PIN決済はカードリーダーにカードを差し込んで4桁の暗証番号を入力する決済です。
WISEカードの暗証番号
通常カードは自分で決めた暗証番号に設定できますが、WISEカードでは暗証番号は決められています。
暗証番号はスマホのアプリ上からでもPCのホーム画面からの両方で確認できます。
残念ながらwiseカードの暗証番号は日本では変更できません。
しかし、WISEカードの暗証番号は海外の銀行ATMでは簡単に変更可能です。
ATMで暗証番号を変える方法
① ATMにカードを挿入し現在の暗証番号入力
② メニュー画面のが表示されるので「PIN OOOO」を選択
③ 希望するPINを2回入力
海外ではATMが銀行内外と両方にありますが、銀行内のATMをおすすめします。
外のATMは防犯カメラがあるものの無防備なので誰が何をしかけているかわかりません。
カードがATMから出てこなくなったり、スキミングされたりする可能性があります。
WISEワイズの注意点
今のところWISEワイズの機能的な欠点はないのですがいくつか注意点があります。
① 1回目の送金だけ本人確認が必要
これは日本在住か海外在住かで異なります。
日本在住の方は以下の顔写真付きかつ住所が記載された書類のうち1点+マイナンバーが必要です。
マイナンバーカード、日本の運転免許証、パスポート、在留カード、住基カード。
海外在住の方は日本の住所を証明できる顔写真付きの本人確認書類が必要です。
日本の運転免許証またはパスポート。
どちらにも共通しますが、日本の銀行口座(ネットバンク)が必要になります。
海外在住の方はマイナンバーは免除されるので海外で作成すると意外と楽です。
② 送金限度額は100万円
送金の回数制限はありませんが、1回の限度額は100万円です。
100万円以上を1日で送金すると、送金手続きが一時停止されるので注意しましょう。
もしどうしても180万円送金したい場合は2日に分けましょう。
③ 口座内の上限額は合計で100万円まで
30日間であれば100万円を超えても所持できます。
しかしそれを超えると余剰金振込口座に返金されてしまいます。
余剰金口座が設定されていないとWISEワイズを使った取引が停止されますので注意してください。
100万円超えることはないと思いますが念のため余剰金口座設定方法です。
ホーム画面で「受取人」→「口座選択」で完了です。
なお、余剰金口座設定はPCサイトからしかできません。
④ ワイズへの入金はアカウント名が同一名義であること
お子様が留学していてご両親がお金を送金するような場合は注意してください。
送金元(両親名義)と送金先(アカウントがお子様名義)だと返金されてしまします。
一旦お子様の日本の銀行口座に送金し、お子様自身にワイズに入金してもらいましょう。
⑤ Apple Waletには非対応
試しにカード読み取ってやってみたのですが非対応の警告が…
WISEワイズもかなり進歩しているので近いうちに対応しそうですよね。
⑥ 自動両替が便利
注意点ではないのですが、アカウント内に入金してある場合、狙ったレートで自動両替ができます。
例えば1ポンド165円のときに、162円に下がった時にお得に両替したいという時に使います。
毎日為替とにらめっこしている暇ありませんからね。
実際に30万円をポンドに自動両替したときの例です。
リアルタイムのレートが£1=167.542円で、165.500円まで下がったときに両替するように設定しました。
ホーム画面「管理」→「自動両替」→「自動両替の作成」
両替元の通貨を選択「JPY残高」 → 「両替額と指値の設定」
最終確認とステータスの確認方法
数時間後に£1=165.500円になり無事にお得に両替されていました。
まとめ
WISEワイズは海外送金は勿論のこと、海外銀行口座の開設やデビットカードしても有効でしたね。
昔は海外の銀行口座を作るのに大変苦労しました。
今はWISEワイズという大変便利なものがあるので最大限活用してほしいです。
送金の方法など詳しいく知りたい方は過去の記事を参考にしてください。
トランスファーワイズは今最も簡単で安全に安く海外にお金を送金するシステムと言って間違いないです。金融機関で行うより圧倒的…
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