こんにちは、永遠の修行僧かず君PhDです。
最近やっと日本もキャッシュレスが進んできましたね。
でもこれ、10年くらいは時代に乗り遅れています。
しかも乗り遅れているだけなら良いのですが、正直変な方向に行っています。
日本では色々と電子マネーの支払い方法があります。
しかし、殆どが日本人を対象とした支払い方法ですよね。
今年は東京オリンピックもあり数多くの外国人が来日するビッグチャンスです。
こんな支払い方法を確立したところで全く経済効果は生まれません。
その理由は、海外ではデビット・クレジットカードによる「コンタクトレス決済」が主流だからです。
しかも、ロンドンでは地下鉄もコンタクトレス決済で、パスモやスイカの要領で乗れちゃいます。
コンタクトレスって何?
この wifi みたいなマーク見たことないですか?
最近は日本のクレジットカードやデビットカードでもこのマークが付くようになってきましたね。
これがコンタクトレス決済対応の印です。
カードリーダーにこのマークが付いていて、お使いのカードがコンタクトレス決済に対応していると、ぴっとかざすだけで支払いが完了します。
購入から支払いまで秒で終わり、レジも現金管理がなくなるので大変便利ですよね。
今世界中で、コンタクトレス決済が主流となり、クレジットカードやデビットカードに標準装備となっています。
勿論国の通貨が異なってもちゃんと使用できます。
今回は、カナダではどのように支払っているのか、カードリーダーの例を挙げて使い方を紹介したいと思います。
カナダではチップの精度があるので、その辺の操作があります。
カードリーダーの使い方
今回は3種類のコンタクトレス決済対応のカードリーダーについて説明したいと思います。
Clover 社
Clover 社のこのカードリーダーは一番シンプルで好きです。
何故なら、チップのパーセンテージを押し、上部の「コンタクトレス決済」のマークにカードをかざせば終わるからです。
支払いに要する時間はせいぜい2秒。
お店側にもメリットがあります。
人間の視覚特性上、左上に目線が行くので、確実にチップをいただけることです。
日本は安い賃金にも拘わらず、かなり手厚いサービスをしているので、チップを導入するべきです。
そんな時はこのカードリーダーおススメですね。
最初にやったもん勝ちなので、チップを導入したら話題になり、だいぶ宣伝効果上がると思います。
Clover 社の URL はこちらです↓。
https://www.clover.com/
CHASE 社
このタイプのカードリーダーも多めなので使い方覚えておきましょう。
① 金額確認画面
数字のボタンの上に4つボタンがありますが、左から「F1」、「F2」、「F3」、「F4」となっています。
金額に間違いが無かったら、一番左の「F1」をクリック。
② チップの払い方の選択
1 → チップをパーセンテージで入力
2 → チップを金額で入力
3 → チップ無
③ チップの量の選択
チップのマナーとして最低15%となっています。
該当するパーセンテージのボタンをクリック。
細かい量またはもっとあげたい方は、4のボタンを押して直接入力します。
④ 最終確認
たまに間違っていることあるので、念のため確認した方が良いですよ。
問題なければ一番左の「F2」ボタンを押します。
⑤ コンタクトレス決済
コンタクトレス決済のマークが出てきたら、カードを画面の上にかざすだけです。
慣れれば一瞬ですが、決済までにかかる時間は15秒くらいです。
若干手間がかかります。
ingenico 社
あまり見かけませんが、念のためご紹介します。
意外に上記の CHASE 社と同じやり方です。
① 金額の確認
② チップの払い方の選択
③ チップに量の選択
④ コンタクトレス決済
モニターの上にカードをかざしたらおしまいです。
その他注意事項
他社のカードリーダーでは、最初にChecking か Save のどちらで払うか選択するものもあります。
カナダで銀行口座を開設すると、Checking と Saving の2種類の口座が作られます。
基本的には Checking しか使わないので Checking を選択します。
また、機種によってはカードリーダーの「OK」ボタンをずっと押していくとチップ無しとなるタイプもあるので気を付けてください。
割り勘にしたいときはどうするのか?
日本だと皆クレジットカードで割り勘で支払いとかできませんよね?
海外では割り勘は当たり前なので必ずやってくれます。
そんな時は、
Could you please split on the middle?
と言えば割り勘にしてくれます。
また自分が食べたぶんだけ払う場合は、
〇〇 dollar on my VISA please.
と言えばカードリーダーを操作してその金額にしてくれます。
イギリスにいた時は、収入が多い奴から自己申告で払っていく感じでした。
だいたいメキシコ人の友達が最初に半分出すので、かず君の番になるころには自分が食べた値段の半値以下になっていました。
高額な場合コンタクトレス決済はできるの?
契約しているカードの上限額の設定次第です。
設定額を超えていると、PINを入力して支払いになります。
かず君は、CA$100をコンタクトレスの上限にしていました。
なぜなら、万が一落として使われた時、上限なしにしていたら危険ですからね。
コンタクトレス決済はタッチするだけで購入できる利便性があります。
その反面、暗証番号などいらないので誰でも使えちゃう欠点があります。
紛失した場合は直ちにカード会社に連絡して泊めましょう。
スキミングに注意
カードを裸のままポケットに入れておくと大変危険です。
イギリスでは、小さなカードリーダーをもってポケットに近づけ勝手に決済するスキミングの犯罪がありました。
スキミング防止のカード入れみたいのも売っているので、そういったもので防げます。
まぁ、財布にカードを入れればまず問題ありません。
海外の観光地ではこういった犯罪があるので頭に入れておいてください。
さいごに
今回はデビットカード・クレジットカードによるコンタクトレス決済のカードリーダーの使い方の説明でした。
基本的に、チップを選択してカードをかざすだけです。
割り勘や、自分の分だけ支払うこともできるので大変便利です。
個人的には世界の標準に合わせて、外国人も日本人も使いやすい環境にするのが一番良いと思っています。
コンタクトレス決済は暫く支払いのスタンダードになると思います。
お店側もどんどん導入するべきですね。
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