皆さんはビジネスクラスに乗ったことはありますか?
近距離フライトであればエコノミークラスでも耐えられますが長距離フライトだと機内で横になりたいですよね。
カナダのハリファックスは日本から飛行機を乗り継いで18時間くらいかかります。
経由地は色々あるのですが基本的にトロント乗り継ぎです。
東京ートロント間は約13時間。
快適な空の旅を夢見て今回はエアカナダのビジネスクラスアップグレード入札に挑戦してみました。
今回の記事ではアップグレード入札について、方法、結果、考察をまとめました。
アップグレードのサマリー
・入札前に空席数をこまめにチェック
・差額も考慮するべき
・最低額では通りにくいので少し上乗せ(+1万円)
アップグレード入札
以前は航空会社のステータスを持っている人が優先的に無償アップグレードされていました。
これをインボランタリーアップグレード通称インボラと言います。
最近では航空会社の上級会員のステータスを持っている人が増えました。
そのため航空会社も最上級会員以外にはこの適応を控えるようになりました。
その代わりに事前に入札参加者を集い、入札額が多い人から順にアップグレードされる仕組みが採用されるようになりました。
これをアップグレード入札といいます。
確かにインボラばかりしていたら売り上げ的にも良くないですもんね。
そこで今回、カナダから日本に帰国することになったのでアップグレード入札に挑戦しました。
アップグレード入札の条件
・有効なクレジットカードが必要
・入札が承認されない限りお金は引き落とされない
・マイルは元々購入したクラスの分しかつかない
・サービスはアップグレード後のクラスが適応
・座席は指定できない
・入札の変更やキャンセルは出発56時間前まで可
・結果は出発の56~48 時間前にメールにてお知らせ
アップグレード入札の方法
エアカナダのウェブ上で行います。
ホーム画面の「予約の管理」を押します。
「予約照会番号」と「搭乗者の牲」を入力します。
そうすると予約状況が表示されます。
画面の下の方に「エアカナダアップグレード入札の詳細」があるのでそちらをクリック。
画面の下の方までスクロール。
一度英語の画面に切り替わります。
先ほど同様に「予約照会番号」と「搭乗者の牲」を入力します。
再度予約状況が表示されます。
画面の下の方にスクロールすると入札画面があります。
上段:ハリファックス → トロント (国内線)
下段:トロント → 羽田 (国際線)
上記2つでチケット取っているので2つ出ています。
赤いゲージを動かすと、入札金額を変更できます。
国内線の方はエアカナダの都合で飛行機を変更されたのでインボラされていました。
今回はトロント→羽田の国際線のほうだけ入札しました。
ちなみにゲージは5段階に分かれています。
最初の段階で「まぁまぁ」の約14万が呈示されていました。
過去の web 上の経験談を読むと最低額だと不承認の体験談が多めでした。
そのため最低額+1万円の11万9千円で入札しました。
金額が決まったら個人情報の入力です。
入力後「保存して続行」をクリック
そうすると確認画面になるので、入力に間違いがなければ「送信」をクリック。
これで入札は完了しました。
もしビジネスクラスにアップグレードできなかった場合プレミアムエコノミーにも入札するか尋ねてきます。
希望があれば入札無ければ無視して構いません。
これまでは入札方法の紹介でした。
少し深堀していこうと思います。
アップグレードをするにも、空席がない限りできませんよね?
また、空席の数に応じて確率や入札する金額も変わってきます。
空席情報をこまめにチェック
毎回航空会社のサイトにログインして空席をチェックする方法もあります。
しかし今は便利なサイトがあるのでそちらをご紹介します。
Expert Flyer
乗る予定の便名が分かれば空席を調べられます。
殆どの航空会社は支払いが終わった後に座席を決めます。
そのためただ空席をチェックすることが難しくなります。
そんな時に便利なのが「Expert Flyer」です。
試しに今回のフライトの詳細を入れてビジネスクラスの空席を見てみます。
出発10日前の段階で、ビジネスクラス40席中25席(63%)が空席です。
ここまでガラガラだと、最低金額かちょっと上乗せするだけで良いだろうと判断しました。
アップグレード入札の結果
承認!!!!!
12月29日のフライトなのですが12月24日のクリスマスイヴにこのメールが来ました。
大分早い通達だったのでアップグレード入札をする人が少なかったのでしょう。
もしかしたらこれくらいの空席具合なら最低金額でもいけるかもしれませんね。
アップグレード入札承認の考察
個人的な意見ですが自分なりに考察してみました。
あくまでも個人的な意見ですのでご参考までに。
エコノミーとの差額を考慮
元々は往復エコノミーで購入していました。
往復の総額が 167,000円 なので片道 83,500円 になります。
羽田とハリファックスをビジネスクラスで往復すると 47,6520円 – 84,1820円 くらいです。
平均するとビジネスクラスは片道30万くらいとなります。
総額の7割くらいを支払えば航空会社も納得して頂けるのではと思います。
実際に総額20万弱払ったので7割近く支払いました。
エコノミーの座席の取り方
海外では4人家族か5人家族が多いので12月のホリデーシーズンは家族で旅行に行きます。
今回の機体は3-4-3の機体で、真ん中の列の通路側を取りました。
〇〇〇 ●〇〇〇 〇〇〇
↑ここですね
しかも人気のない後ろの方です。
なぜここにしたかというと一応理由があります。
もし4人家族か5人家族が予約しようとした場合横並びで座席を取るには真ん中の列の通路側の人が邪魔になるからです。
航空会社としては一人動かせば団体客の席を取りやすくなります。
もしその一人がアップグレード入札に参加していたら尚更動かしやすくなりますよね。
利益を上げつつお客さんの皆がハッピーになる。
この仮説が正しいかは謎ですが少しは関与していたかもしれません。
実際に5日前に承認の通達があったので可能性はゼロではないかと思います。
飛行機の座席についてまとめた記事があるので覗いてみてください。
皆さん飛行機の予約をした際、座席をどこにしようか迷ったことありませんか?
短距離路線なら少し我慢すれば直ぐに着くので平気ですが長距離路線になると色々考えますよね。
隣の人の出入りとか自分がトイレに行くときとか。
今回は仕事で数々の[…]
さいごに
今回の記事ではエアカナダのアップグレード入札の方法や投入金額について詳しくまとめました。
金額に関しては安くないと意味がありません(お得感がありません)。
確実にビジネスクラスに乗りたいのであれば多少高くても最初から運賃払って買った方がマイル等を考慮するとお得でしょう。
もし興味があったらアップグレード入札試してみてください。
最低金額にちょっと上乗せでお得にビジネスクラスに乗れちゃいます。
しかもメイプルリーフラウンジも使用できます!
トロント空港のメイプルリーフラウンジの記事も覗いてみてください。
エアカナダが運営しているメイプルリーフラウンジってご存知ですか?
カナダ国旗のメイプルリーフからとった名前だと思いますが可愛らしくていいですよね。
日本航空が日の丸ラウンジという名前を付けると色々な意味で勘違いされそうですよね。
[…]
この記事面白かった、役に立ったと感じた方は気軽にシェアしてください!
KazukunORTPhD、 kazukun_phd も宜しくお願いします。
ツイッターをフォローしてダイレクトメールをして頂ければ質問等にお答えします!