イギリスロンドンのゴミの捨て方から分別まで徹底解説【一般ごみ・リサイクル・生ごみ】

ゴミの捨て方は住んでいる地区によって違うのでややこしいですよね。

ややこしくてもゴミを生み出しているのは我々ですので分別は義務です。

イギリスロンドンではゴミを大きなゴミ箱に入れて回収します。

地域によってゴミの回収日が違いますが分別はどの地域でも同じです。

今回はイギリスロンドンのゴミの捨て方と分別まで詳しく解説したいと思います。

イギリスロンドンのごみの捨て方

ロンドンといっても地区ごとにゴミ回収日が異なります。

こちらの GOV.UKのサイト でポストコードを入力するとお住いの地区のwebサイトにいけます。

僕はイギリスロンドンの中でもHarrowという地区に住んでいるのでこちらを参考にお話しします。

ポストコードを入れると以下のように更に詳しい説明が見れます。

ここでゴミの分別の種類とそれぞれの回収日や捨て方が分かります。

しかし、そんなに深く考える必要はありません。

イギリスロンドンのごみの分別

General waste bin 一般ごみ

Recycling waste bin 資源ごみ

Food waste caddy 生ごみ

(Garden waste bin 草木のごみ)

イギリスロンドンではゴミの回収は基本的に2週に1回ですが、大きなマンションタイプのところは毎週来ます。

蓋付きの大きなゴミ箱に捨てるので回収日以外でも捨てられます

次にごみの分別についてそれずれお話しします。

ゴミの分別

イギリスロンドンのゴミの分別は基本的に日本と似ています。

ひとつだけ大きな違いがあるとすれば、Recycling waste 資源ごみは細かく分けなくて良いことです。

サムネの写真のようにゴミ箱の中身を豪快に回収するので、袋に入れなくても大丈夫です。

ただGeneral waste 一般ごみは皆さん袋に詰めています。

Recycling waste 資源ごみ

Recycling waste 資源ごみを先に説明した方が分かりやすいので先に説明します。

今マンションタイプの家に住んでいるので大きなゴミ箱の写真ですが、一軒家タイプの家ではサムネのようなゴミ箱になります。

Recycling waste 資源ごみのゴミ箱の色は青です。

イギリスロンドンのRecycling wast 資源ごみに含まれるのは以下の物です。

Recycling wast 資源ごみ一覧

  • Paper(紙)
  • Aerosols(スプレー缶)
  • Cardboard(段ボール)
  • Clean foil(アルミフォイル)
  • Pots tubs and trays(容器と蓋)
  • Glass bottles and jars(ビン類)
  • Plastic bottles(ペットボトル)
  • Tins and cans(缶類)

スーパーで買い物をするとパッケージにRecycleのマークが付いています。

Recycleマークが付いているものはRecycling waste 資源ごみに捨てることになります。

日本だとそれぞれ分けなくてはなりませんが、イギリスロンドンでは一緒に捨てます。

Recycling waste 資源ごみは洗って綺麗にしてなるべく潰して小さくするように言われています。

以下の写真の左側の透明の袋がRecycling waste 資源ゴミです。

中身がRecycling waste 資源ごみでもビニール袋はGeneral waste 一般ごみになります。

ゴミ箱には中身だけを入れて、ビニール袋は General waste 一般ごみに捨てます

General waste 一般ごみ

General waste 一般ごみのゴミ箱の色は緑またはグレーです。

今はマンションタイプの家に住んでいるので大きなゴミ箱になります。

General waste 一般ごみに含まれるのは Recycling waste 資源ごみ以外になります。

それに加えて以下の物もGeneral waste 一般ごみになります。

General waste 一般ごみ一覧

  • Ceramics(陶器類)
  • Foil packets and wrappers(アルミ箱・ラップ)
  • Lightbulbs(電球)
  • Nappies(おむつ)
  • Old textiles(古着)
  • Pet waste (ペット関係)
  • Plastic bags(ビニール袋)
  • Polystyrene(発泡スチロール)

ビニール袋はGeneral waste 一般ごみに含まれるので袋に入れた状態で捨てます

色の指定はないのですが、皆さん黒いゴミ袋が多いので黒にしています

写真右側がGeneral waste 一般ごみになります。

なお、イギリスロンドンのスーパーの袋は日本のように取っ手のついたビニール袋ではありません。

かなりしっかりとした袋でゴミ袋として使うには適していません。

20-30枚の黒いゴミ袋が£3-4(約500-660円)でスーパーで売っていますので買いましょう。

Food wasye 生ごみ

イギリスロンドンではFood waste 生ごみだけで回収するので日本と少し異なります。

Food waste 生ごみは通常のビニール袋ではなく、生ごみ専用の bio bag か 新聞紙で包んで捨てます

bio bag?と思うかもしれませんが、compostable bag(堆肥化可能な袋)とも言います。

Food waste 生ごみ専用の袋は紙とビニール袋バージョンの2種類あります。

Food waste 生ごみに使用して良いものにはCompostableマークがあります。

紙バージョンは新聞紙で包んで入れても直ぐに染みてくるので、コスパ的にもビニール袋バージョンがおススメです。

値段と量の比較

紙(10枚)→£2.4(約400円)

袋(20枚)→£2.0(約330円)

イギリスロンドンでは毎日駅で新聞が無料で置いてあるのでこの新聞紙を生ごみ処理に使うと良いですよ。

Food waste 生ごみ一覧

  • Eggshells(卵の殻)
  • Dairy(乳製品)
  • Fruit peel and cores(果物の皮や芯)
  • Teabags and coffee grounds(お茶コーヒー)
  • Leftovers(食べ残し)
  • Meat bones(肉の骨)
  • Fish bones(魚の骨)
  • Vegetable peelings(野菜の皮)

Food waste 生ごみの袋はあまり頑丈ではないので2,3日ごとに捨てると良いです。

Garden wast 草木のごみ

ゴミ箱の色は茶色ですが、基本的に大家さんか管理会社が管理しているので借主は触れることはありません。

今住んでいる団地は管理業者の方が定期的に剪定して掃除してくださるので凄くきれいです。

一軒家タイプ ですと庭の手入れが必要で、以前住んでいた家では大家さんが頑張っていました。

今住んでいる地区では2週間に1回、Garden wast 草木のごみを回収に来るようです。

さいごに

生活する以上でゴミが出るのは仕方のないことです。

しかし何処にいても我々は常にゴミを減らす努力と最低限の分別する努力を怠ってはいけません。

今回はイギリスロンドンにおけるゴミの回収と分別についてお話ししました。

過去にカナダハリファックスのゴミ回収・分別事情も書いていますので良かったら読んでみてください。

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