エアカナダ シグネチャークラス(ビジネスクラス)を写真いっぱいでご紹介【トロント ~ 羽田】

みなさんビジネスクラスに乗ったことありますか?

ビジネスクラスでは横になって寝れるし、ご飯も好きな時に食べれるし、全席通路側だし、大変贅沢な空の旅を楽しめます。

今カナダのノバスコシア州にあるハリファックスというところに住んでいます。

日本とハリファックスを結ぶ便はエアカナダで JAL は就航していません。

エアカナダでは JAL にはないアップグレード入札というものを行っています。

アップグレード入札とは、アップグレードしたい希望者が入札に参加し、金額が高い人から順にアップグレードされるシステムです。

実際に金額が高い人から順に選ばれているかはブラックボックスですが、理論的にはそうだと思います。

エアカナダのアップグレード入札に参加したい方はこちらの記事を参考にしてください。

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今回、ハリファックスから日本に帰るにあたり、思い出に残るフライトにしたいなと思い、アップグレード入札に参加しました。

そして見事にエコノミークラスからシグネチャークラス(ビジネスクラス)にアップグレードされました。

エアカナダのシグネチャークラスがどんな感じだったかご紹介したいと思います。

搭乗した便

区間:トロント – 羽田

機体:ボーイング 777-300ER

座席:2A

日本人の口コミでは結構シビアな事がかいてありますが、個人的には満足しました。

今回の記事では、機内の様子やごはんなどを中心に、写真たっぷりでご紹介したいと思います。

エアカナダ シグネチャークラス(ビジネスクラス)を写真いっぱいでご紹介

細かいことを説明するより、写真いっぱいでご紹介した方が面白いとおもうので早速始めます。

座席周り

エアカナダではファーストクラスの設定がないので、シグネチャークラスが最上位クラスになります。

以前、JAL の貯めたマイルでファーストクラスに乗った経験があります。

ファーストクラスは奥行きが窓4つに対し、シグネチャークラスは窓3つです。

シグネチャークラスの奥行はファーストクラスよりちょっぴり狭いですね。

しかし、エコノミークラスに比べたら圧倒的に広いです。

ボーイング 777 300ER の各クラスの横幅を比較してみます。

  シグネチャー プレエコ エコノミー
53.3 cm 50.8 cm 43.2 cm

横幅だけで比較すると、シグネチャークラスはプレエコとそんなに大差ありません。

シグネチャークラスとプレエコの違いは横になれるかなれないかですね

シグネチャークラスのシートベルトはエアバッグ付きのごっついやつです。

これを着用すると重量を感じます。

お休みになる際の下に敷くシーツと掛布団は最初から座席の上に置いてあります。

かなり大きいので邪魔ですが、テレビ下の足元スペースに置き、足置きにしていました。

座席のリクライニングはタッチパネル式で、結構細かい間隔で調節できます。

画面をタッチすると、頭の部分、腰の部分、足の部分それぞれ別々に調整できます。

座席周りの収納ですが、一カ所のみです。

収納スペースの中の左側にはイヤホンとUSBポート、右側には通常のコンセントがあります。

リモコンもここに収納されています。

タッチパネルの感度はスマホ並みに良好です。

ちなみに、テレビモニターまでタッチパネル対応です。

ウェルカムドリンクが置いてあるテーブルは折りたたみ式且つスライド式になっています。

開いて手前に引き出すと結構広いテーブルになります。

頭付近には読書灯があります。

くぼんでいるところを押すと電気が出てきます。

テレビモニター下の足元付近に冊子などがあります。

座席周りの機能はこれが全てです。

アメニティ

物凄くうっかりしていて写真を撮り忘れたのでエアカナダのHPから引用させて頂きます。

ポーチは、WANT Les Essentiels を採用しているようです。

中のスキンケア用品は vitruvi の商品が入っています。

ポーチはシンプルなデザインなので、使用後も再利用可能です。

ヘッドフォン

エアカナダのロゴが入ったエグゼクティブポッドと呼ばれるヘッドフォンです。

エグゼクティブ ポッドは、ボーイング787・777でのみ利用できます。

音質も良く着け心地もよかったです。

エグゼクティブ ポッドは着陸前に乗務員の方が回収します。

そのかわりに簡易式のイヤフォンが配られます。

このイヤフォンはお持ち帰り可能です。

トイレ

トイレは3回くらい行きましたが、基本的に毎回綺麗でした。

日本の航空会社の様に歯ブラシは標準装備ではないので、ご自身の歯ブラシは必須です。

マウスウォッシュ等もないのでご注意を(言えばくれるかもしれません)。

ハンドソープの横には保湿ローションがあります。

日系の航空機であればウォシュレットまでついていますが、エアカナダではシグネチャークラスでもありませんでした。

お食事とお飲み物

搭乗して離陸を待っている間に CA さんがメニューを持ってきます。

メニューを見る限り、昼食とブランチの2回お食事があります。

スナックに関してはいつでも食べられる軽食です。

今回は仕事したり、映画観たり、昼寝したりしていたら注文することなく終わっていしまいました。

昼食のメインは3つの中から選ぶ方式になっています。

メイン3種は、肉、魚、パスタです。

離陸して暫くすると CA さんが聞きに来たので、迷うことなくお肉にしました。

飲み物は、お酒からソフトドリンクまで豊富にあります。

離陸し、暫くシートベルト着用サインが消えませんでした。

1時間近く経ってやっとサインが消え、お食事前のお飲み物とフィンガースナックです。

ローランペリエのシャンパンとナッツ

シートベルト着用サインが消えても結構揺れていました。

CA さんが多めに入れてくれたのは良かったのですが、こぼれそうだったので勢いよく飲みました。

途中やはり再度シートベルト着用サインが何度も付きあまり飲み物を堪能できませんでした。

丁度お腹が空いたころに配膳が再開しました。

お昼ご飯

アペタイザー・サラダ・パン

右奥のアペタイザーは、キハダマグロの燻製、マッシュルームとアーティチョークのエスカベーチェ、ケッパーとレーズンのヴィネグレッドです。

CA さんが配膳したままで写真を撮ったのですが、パンとアペタイザーの位置を逆にすれば良かったですね。

アーティチョークとは見た目がフキノトウみたいなお野菜です。

エスカベーチェはペルー料理のようですが、日本食で例えると酢漬けのお料理ですかね。

ケッパーとは植物のつぼみをピクルスにしたもの。

ヴィネグレッドとはビネガーとオイルを混ぜたフレンチドレッシングの名前のようですね。

メニューだけでは全く料理が想像できませんでした。

簡単に表現すると、酢漬けになったマグロとお野菜といった感じです。

パンは、クロワッサン、ブラウンブレッド、ホワイトブレッドから選べます。

メイン AAA ビーフテンダーロイン

これを待ってました。

焼き加減はミディアムくらいでした。

とっても柔らかく、ナイフに力を加えなくても切れました。

お肉にかかっていたポルチーニ茸のソースが大変まろやかで美味しかったです。

デザート フルーツ

ずっと揺れていたので、配膳下膳が大変早く、あっという間にデザートになりました。

赤ワインとフルーツでお口直しをしました。

デザート アイス

最後はホットコーヒーと一緒にアイスを頂きました。

日系の航空会社だとハーゲンダッツが定番ですが、たまには違うアイスも良いですね。

お食事後、仕事をちょっとやり、映画を1本鑑賞しました。

先ほど紹介したシーツと掛布団を用意し、フルフラットにして就寝しました。

横になれると良く眠れますね。

4時間くらい眠れてスッキリしました。

ブランチ

目覚めてから暫く暗い状態でしたが、読書灯をつけて仕事を少々やりました。

暫くしたら電気が点灯しブランチの時間になりました。

前菜

メニューを足元に収納してしまい、ブランチのメニューを忘れていました。

え??これだけ??と思い、一気に全部食べてしまいました。

クロワッサンが美味しかったので3つほど食べました。

そうしたら暫くしてもう一度カートがきてメインがやってきました。

完全にしくじりまりた。

メイン オムレツ

オムレツとお粥の2択だったのですが、迷うことなくオムライスにしました。

卵がフワフワで、食べなれたソーセージを食べて一気に元気になりました。

メインを食べる前にフルーツやヨーグルトと食べてしまい、順番が前後してしまいました。

しかし美味しかったので満足です。

ブランチが結構着陸に近い時間であっという間に日本に着いてしまいました。

さいごに

平均すると片道で30万くらいするシグネチャークラスをアップグレード入札で計20万くらいで乗りました。

最後にアップグレード入札でシグネチャークラスに乗る場合の注意事項です。

旅券にはクラス J と印刷されていたので、HP上ではシグネチャースイート(ラウンジ)に入れる条件でした。

しかし実際にシグネチャースイートに行ったら「特典航空券では利用できない」と断られました。

この辺はしっかりチェックインの時に言ってほしかったです。

すなわち、空港内のBMWのお迎えなどのサービスも使えません

メープルリーフラウンジは使えるので、ラウンジ使用の際はそちらにいくと良いですね。

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なお、ハリファックスを出発・到着時間が早朝や深夜帯のときは、空港直結のアルトホテルが便利です。

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